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平成25年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業) 受託(2013年)
「鶏舎内の無臭化およびハエ発生防止効果を持たせた新規乳酸菌による発酵飼料の開発」
畜産環境の課題
1. ハエは病気を伝播する害虫だが、安全に処理しきれない
2. 世界的にハエは家畜に数千億円の損害を与えると推測される
3. ハエの幼虫は家畜のフンを液状化させる
4. 悪臭の原因のひとつのアンモニアの発生を助長する
5. アンモニアは慢性呼吸器病の増加や設備の劣化に影響する
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「バイオすくすく2号」使用でアンモニア濃度の減少が認められた
【サポイン事業内容・研究目的】
これまで養鶏に使用されている飼料に、発酵飼料添加物を数%添加することにより、悪臭とニオイの問題を同時に解決する可能性が得られた。この発酵飼料添加物の大量製造技術を確立し、事業化するためのデータ取得を研究の目的とする。これまでの知見を基にして養鶏場の悪臭防止と、ハエ発生の低減を達成することが出来る発酵飼料添加物を研究開発するための研究を行う。
【事業成果】バイオすくすく2号使用の効果
1.鶏糞臭気の主成分であるアンモニア濃度測定結果
対象となる試験区に比べ、ほとんどゼロに近い結果で計測された

佐世保農場(バイオすくすく2号使用農場)